« (練習) 静岡フィルハーモニー管弦楽団 | トップページ | ROOTS »

(本) 生命の暗号を聴く ~名曲に隠されたタンパク質の音楽 / 深川洋一 (小学館)

生命の暗号を聴く 名曲に隠されたタンパク質の音楽 Book 生命の暗号を聴く 名曲に隠されたタンパク質の音楽

著者:深川 洋一
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2001年にフランスのナント市で行われた狂牛病に関する裁判は、生物学者ではなく、生き物とはまったく関係のなさそうな素粒子論を専門とする物理学者がウシバエの幼虫と狂牛病の関係について証言したことで、「ナントの裁判」として有名です。この裁判で証言に立ったステルンナイメール博士によると、「なんと」そのヒントは「音楽」にあった···という話。

最新の科学の現場では、今まで知られていなかった「音楽」の様々な可能性が明らかになってきているようです。12音階の振動数比が「年率6%の複利で12年間運用する例」に例えられたり。確かに6%複利で100万円を12年間運用すると元本の2倍の200万円になります (72の法則)。

ステルンナイメール博士によれば、それぞれのタンパク質は独自のメロディを持っている。つまり、「コラーゲン」という題名の曲、「ケラチン」という題名の曲、「インスリン」という題名の曲、「成長ホルモン」という題名の曲があるというのだ。それぞれの曲は、DNAの中に「生命の暗号」として隠れている。(本文より引用)

音楽と宗教の関連性は、作曲家と宗教の関わりから常識ですが、まったく?信仰心のない僕にとって、知り合いの牧師さんから言われた「クリスチャンでなければ本当の意味でバッハやベートーベンの音楽は理解できません」と釘を刺され、ずっとモヤモヤしていたものに、なにか解決の糸口を得たように感じました。

|

« (練習) 静岡フィルハーモニー管弦楽団 | トップページ | ROOTS »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。