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ROOTS


仕事中に通りかかった神社の御神木。
つい引き寄せられるように、その袂に立っていました。

たまたま先日出会った詩を思い出しました。


 覚える森

 森を行く人の
 一歩一歩の重さを
 森の根っこが感じとる。

 ヤブツバキの根とヤブコウジの根と
 ベニシダの根、スダジイの根、
 アカガシの根、イヌガヤの根、
 ユズリハの根も、土の中で


 きみの足どりを受け止め、
 計っている。

 ここを通ったきみの歩幅を
 森は覚えている――
 きみがどこに
 立ち止まったかも。

 立ち止まったとき
 森の何を感じとったか、
 それはきみの
 覚える分だ。


~アーサー・ビナード/「左右の安全」より~

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