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(CD) エイト・シーズンズ / クレーメル

このところ車でぐるぐる聴いているCD・・・
エイト・シーズンズ

1. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ホ長調op.8 - 第1楽章
2. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ホ長調op.8 - 第2楽章
3. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ホ長調op.8 - 第3楽章 Danza Pastorale
4. ブエノスアイレスの四季 - ブエノスアイレスの夏
5. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ト短調op.8 - 第1楽章
6. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ト短調op.8 - 第2楽章
7. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ト短調op.8 - 第3楽章
8. ブエノスアイレスの四季 - プエノスアイレスの秋
9. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ長調op.8 - 第1楽章
10. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ長調op.8 - 第2楽章
11. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ長調op.8 - 第3楽章 La Caccia
12. ブエノスアイレスの四季 - ブエノスアイレスの冬
13. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ短調op.8 - 第1楽章
14. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ短調op.8 - 第2楽章
15. 協奏曲集「四季」 ~ヴァイオリン協奏曲ヘ短調op.8 - 第3楽章

16. ブエノスアイレスの四季 - ブエノスアイレスの春

【演奏】
クレーメル(ギドン)
クレーメル・バルティカ

【アルバム解説】 ~Amazonサイト「エイト・シーズンズ」より~

ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」とピアソラの組曲「四季」で、合計が「エイト・シーズンズ」になるという計算。演奏しているのが、当代最高のヴァイオリニストの1人であり、またピアソラ・ブームの牽引車でもあるクレーメルとくれば、この足し算が突飛なアイデアではないことにどなたも同意していただけるであろう。
   クレーメルはアグレッシヴな演奏スタイルに特徴があり、美音でメロディーを歌い上げるタイプのヴァイオリニストではない。もちろんアグレッシヴといっても、芸のない一本調子のやれ行けそれ行けではなく、神出鬼没、千変万化、常に敵の裏をかくのが彼の兵法だ。
   名曲中の名曲であるヴィヴァルディの「四季」に挑むにあたり、彼はこれまでだれも試したことがないぐらい音色の幅を拡張した。人間の声にたとえていうなら、オペラのアリアを歌うような声ではなく、うめき、わめき、叫ぶ声。クラシック音楽の世界では決して美しいと考えられない音だ。どら声、かすれ声、しゃがれ声、ハスキーな声、ひそひそ話の声にならないような声。そういった音色を駆使し、クレーメルはきわめてリアルで聴き手の胸に突き刺さらんばかりの鋭角的なヴィヴァルディを造形している。
   ピアソラの「四季」にも同じようなことがいえるが、こちらには、ヴィヴァルディの「四季」から借用したメロディーをそこかしこに忍び込ませるという無邪気なお遊びが仕組まれている。(松本泰樹)


・・・いろいろな音楽との出会いの中でも、「これは!」という曲との出会いは意外に少ないものです。このCDの12曲目はこの数年の中でもトップクラスの「大当たり」です。というわけで、「超お奨め」の一枚♪

ライナーノーツがまたシビれた・・・。

丸い地球は北半球と南半球の2つの半球からなっている。それぞれ半球に四季があるわけだから地球全体でみれば「フォー・シーズンズ」の2倍、つまり「エイト・シーズンズ」があることになる。地球の上と下、北と南、昼と夜といった区別は絶対的なものではないから無視することにして、ついでに時間的なちょっとした違いも無視して、一種のバーチャル・リアリティの世界で考えると、その中で「エイト・シーズンズ」はすべて同時に存在している。

~中略~

ヴィヴァルディとピアソラは「4つ目の次元=時間」と「フィフス・エレメント=空間」とが交わった今ここで、「四季」に向けられたそれぞれの情熱を語り、語ることを通じて分かち合う。彼らの「四季」は、便宜上の分類でもなければ多彩なサウンドのカタログでもなく、ただ単純な事実としてここにある。あとは私たちが、私たちに与えられた短い時間の中でそれを楽しみ、分かち合えばいい。

その先には素晴らしい季節が待っている。


~ギドン・クレーメル~

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