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(本) ラテンの秘伝書 ~格差社会を生き抜く最後の切り札 /風樹茂:著 & サガー・ジロー:イラスト (東洋経済新報社)

ラテンの秘伝書―格差社会を生き抜く最後の切り札 Book ラテンの秘伝書―格差社会を生き抜く最後の切り札

著者:風樹 茂,サガー・ジロー
販売元:東洋経済新報社
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なぜか最近、この出版社の本ばかり目につきます。

シュールなイラストが最高です。

※本物語における、社会経済情勢、労働慣習、恋愛、人間関係、生活様式、サッカー、盗難、カーニバル、鉄道事故などの状況は、すべて事実に基づいています。

・・・・というわけで、舞台は南米にある架空の国に突然駐在員として派遣された「エリート・ビジネスマン」の苦悩と挫折?の物語です。日本とは、ちょうど地球の裏側にあたり、時間も季節も生活様式もすべて「裏返し」のラテンの国での出来事は、なにか今の日本の歪みをことごとく示唆しているような気がしました。

「ケ・テ・バーヤ・ビエン!」
・・・「がんばれ」の対極にある別れの挨拶です・「いいことがあるようにね」ぐらいの意味です。つまり、人間の意志を放棄しています。日本でも、昔は「さらば」と別れました。「さ、あらばあれ」が古風な言い方で、英語風に言えば Let It Be です。でも明治から、特に戦後から、日本ではガンバリズムが主流になり、人の意志や努力をと尊び、別れる時にも、「じゃあ、がんばって」などと言います。

世界中でも努力を尊ぶような挨拶は希なんですね。

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