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(本)純粋失読~書けるのに読めない /土本亜理子(著)・錦森淑子(監修)(三輪書店)

純粋失読―書けるのに読めない Book 純粋失読―書けるのに読めない

著者:土本 亜理子,綿森 淑子
販売元:三輪書店
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表紙のメッセージより

ある日、読みかけの本を開いたとき、あるいはいつものように新聞を読もうとしたとき、そこに書いてある文字が、突然読めなくなってしまった。何が書いてあるかわからない。ためしに自分の名前を書いてみる。書くことは出来た!それなのに、いま自分が書いた文字が読めない・・・。このような、「書けるのに読めない」という障害、「純粋失語」をご存知だろうか。

交通事故や脳出血などの後遺症である「高次脳機能障害」についての本です。この分野は国の障害者福祉の上ではまだまだ未開の領域であり、障害者手帳が交付されない(身体障害者として認定されない)ことにより、障害者福祉の対象にならない)など、問題の多い領域です。仕事柄こういった人たちの問題はわりと身近に聞いてはいましたが、この本で取り上げられている、「文字を書くことは出来るが、読むことが出来ない」という状態です。日常生活的には、いきなり中近東かどこかの文字として理解できない看板や標識しかない国に放り出されたような状況でしょう。はたから見ると健常者であっても、職にもつけず、車にも乗れずという状態が周囲の理解を得ることはかなり難しいようです。

↓「きらっといきる」↓
http://www.nhk.or.jp/kira/05people/05f0190.html
・・・この本にも登場する岡田尚治さん。この障害によりリハビリ生活となってから始められた趣味の写真が紹介されています。

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