« パーソナルトレーニング | トップページ | (本)お金をちゃんと考えることからにげまわっていたぼくらへ/邱永漢・糸井重里(PHP研究所) »

(CD)ベートーヴェン/「トリプル・コンチェルト」他

ベートーヴェン : ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲他

ベートーヴェン
①ピアノ、バイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調
②ロマンス第1番ト長調
③ロマンス第2番ヘ長調
④ピアノ、フルートとファゴットと管弦楽のためのロマンス・カンタービレ・ホ短調

チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
チョン・ミュンファ(チェロ)
パトリック・ガロワ(フルート)
パスカル・ガロワ(ファゴット)

フィルハーモニア管弦楽団
ピアノ/指揮:チョン・ミュンフン

ベートーヴェンの「トリプル・コンチェルト」です。
ソリストは気心の知れた姉弟同士というだけあって、かなりスリリングな掛け合いが楽しめます。オケも節度があって、あくまで3人のやり取りが前面に出ていて好感の持てる演奏です。チョン・ミュンフンはピアノ弾き振りをやってのけています。

2曲目のロマンス 第2番はチョン・ミュンフンの姉であるキョンファによるヴァイオリンです。ライナーノーツには「燃え盛る火のような情熱が特徴」としながらも、幾分線が細いような気がしなくもありません。曲の求めるものもあるのかもしれませんが、しかしそれにも増してオケがデリケートに絡んでいて、素晴らしい演奏です。

このディスクでもうひとつの「目玉」が、ラストの「ロマンス・カンタービレ」。これは珍しすぎます。楽譜は断片として現存するのみで、作品番号すら与えられていませんが、ピアノ・フルート・ファゴットが管弦楽をバックに協奏するという、世にも珍しい曲です。ピアノが不自然にシンプルな気がしますが、ファゴットからフルートに受け継がれる旋律は、ベートーヴェンがまぎれも無い「メロディーメーカー」であったことを示しているかのような美しさです。ちなみに、この曲でもパトリック・ガロワとパスカル・ガロワのファゴットという兄弟の絡みが楽しめます。

|

« パーソナルトレーニング | トップページ | (本)お金をちゃんと考えることからにげまわっていたぼくらへ/邱永漢・糸井重里(PHP研究所) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (CD)ベートーヴェン/「トリプル・コンチェルト」他:

« パーソナルトレーニング | トップページ | (本)お金をちゃんと考えることからにげまわっていたぼくらへ/邱永漢・糸井重里(PHP研究所) »