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(本)お金をちゃんと考えることからにげまわっていたぼくらへ/邱永漢・糸井重里(PHP研究所)

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

「学校で教えてくれないことが3つある。ケンカとセックスの仕方、それとお金との接し方である。」  ~本文中より~

「おいしい生活」などのキャッチコピーで有名な糸井重里氏はいわば、「言葉の神様」。対する、邱永漢氏は、「お金の神様」。この本はそんなお二人の対談集です。糸井氏は「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営でメディアによく出ていますが、常にアンテナを張って仕掛けている様子が、この本からもわかります。

面白いフレーズがありました。

~以下、本文中より引用~

外に出るということは、とても大事なことだ。
いまは、インターネットがまだもの珍しいせいで、
「あなたは、お部屋で、いながらにして」というような
“ご親切”なセールストークばかりが流れてくる。
しかしさぁ、これって極端なかたちで言えば、
「幽閉」「監禁」「座敷牢」じゃないのか?
だって、「自由」ってことがあるのはちがうけれど、
やっていることは、同じになっていると思うんだよね。
なんでもかんでも、メディアの端末から流れてきて、
なんでもかんでも、その端末で返していく。
これがインタラクティブの理想か?
これが、便利で未来的な豊かさか?
自分自身も、外に出る機会がとても少なくなっているけど、
それをいいことだとは思えないぜ。
「ほぼ日」もインターネットメディアだけれど、
これを読んでいる人と会いたくなったり、
外に出かけたくなったり、現実の景色を見たくなったり、
そういうインターネットにしたいなぁ。
毎日熱心に読んでくれる人がいるのは、
むろんうれしいんだけど、
これさえあれば、なんてことあるわけないし、
とにかく外に出たくなるような、
いきいきしたリアルな世界を想像させるようなメディアに、
どうやったらできるか、一生懸命に考えていきます。
そういえば「ほぼ日」読者には、世間でいう言う
「ひきこもり」の人もすっごく多いんだ。
だけど、そういう人たちが
「外に出るきっかけになった」っていうメールも、
けっこうもらっているんだよね。うれしいよー、ほんと。

さすが、こういう文章はなかなか書けないと思う。
「ことば」を大切にしているってのが伝わってきます。

↓「ほぼ日刊イトイ新聞」↓
http://www.1101.com/index0.html

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