« 日の出 | トップページ | (本)気楽なさとり方/宝彩有菜(日本教文社) »

(本)食品の裏側/安部司(東洋経済新報社)

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品添加物の元トップセールスマンによる、いわゆる「業界暴露本」です。

こういった視点の本は最近良く目にします。特に共感したのは、食品添加物のすべてを全面否定していない点です。昔からの和食文化には、それこそ伝統の知恵といえる食品添加物の恩恵があるのも事実だし、現代の食品添加物も、市場から求められて開発されている経緯があることを指摘しています。製造側が消費者に隠していることを非難して、ただそういった食品を全面否定することだけが解決にならないと、僕も思います。著者も言っていますが、この問題の本質は、消費者側の無関心です。そして日本の「食文化」が崩壊することにあるといいます。食品添加物は、本来手間のかかるものをいとも簡単に手に入るようにしていることから、子供たちは食べ物がいとも簡単に手に入ると思ってしまうことです。食とは本来「いのち」をいただく事で、その「いのち」が口に入るためには、多くの人々の働きがあって、・・・ということに感謝する気持ちを、「便利さ」と引き換えに失うのは、あまりに大きな代償であると思います。

|

« 日の出 | トップページ | (本)気楽なさとり方/宝彩有菜(日本教文社) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (本)食品の裏側/安部司(東洋経済新報社):

» 「食品の裏側 ― みんな大好きな食品添加物」 [健康美人を目指そう!]
先週の日曜日、ビーワンサロン(美容院)に行ってストレートをかけてきました。普通、 [続きを読む]

受信: 2007年1月20日 (土) 12:38

« 日の出 | トップページ | (本)気楽なさとり方/宝彩有菜(日本教文社) »